アルミニウム3Dプリンタ.com

こんにちは。

株式会社タカノです。

今回は金属3Dプリンターで造形したアルミニウム製深絞り容器をご紹介します。

金属3Dプリンターとは、その名の通り金属製品を造ることが出来るプリンターです。

一般的な造形方法は、材料である金属粉へレーザーを照射し、金属粉を溶融させて一層づつ造り上げる金属積層造形です。

今回は、金属3Dプリンターで造形した「アルミニウム製深絞り容器」をご紹介します。

まず深絞り容器に使用される、絞り加工について簡単にご説明します。

絞り加工とは金属板成形法の一つで、一枚の金属板から円筒・円錐などの形状の底付容器を造る加工法のことを指します。成形された製品につなぎ目がないことが特徴です。

機械・金型・加工条件・ノウハウがトータルで揃って初めて造形が出来る、難易度の高い加工と言われています。

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引用：絞り加工.comより

中でもアルミニウムのような軟質材は、深絞り加工が難しいと言われています。

絞り加工を行うと、コーナー部分(隅、角など)は板厚が薄くなり、「割れ」や「切れ」が発生しやすくなります。

また滑らかな外観品質を得るためには、成形時の摩擦を低くする必要があります。

金属3Dプリンターは、金属粉を溶融させて一層づつ造り上げるため、深絞り容器の造形が得意です。

こちらが造形した「アルミニウム製深絞り容器」です。

「割れ」「切れ」を発生させず、滑らかな外観品質を実現しています。

またこのように4個の容器が連なった形状も、容易に造形が出来ます。

以上、金属3Dプリンターで造形した「アルミニウム製深絞り容器」をご紹介させて頂きました。

ご覧頂きありがとうございました。

株式会社タカノ